高密度織が得意な福井県の第一織物
第一織物は福井県にある他社に真似できない超高密度織物の技術が強みのファッションテキスタイルメーカー。(ドラフトからも近いんですよ!)

画像参照:DAIICHI ORIMONO
スポーツウェアの機能性と仕立て映えするファッション性を兼ね備えた生地は、世界各国のデザイナーからも高い評価を得ており、誰もが知っているラグジュアリーブランドや有名アウトドアメーカーに使われているんです。
第一織物のフラッグシップ「DICROS」
その中でも第一織物が最も力を入れているのが、防水・防風という機能性、やわらかさとしなやかさというファッション性を兼ね備えた「DICROS」です。
水も入りにくいほど高密度

普通、水を弾く生地というと”撥水加工”というコーティング処理をするのですが、DICROSの場合は水も通さないくらいの超高密度で糸が編まれているんです。
つまりDICROSの撥水は劣化しないんですね。(通常の撥水加工は経年劣化していく)
そしてもちろん防風効果もある。コートの生地として最高の機能性を持っているんですよ。
パリッとしたハリ。”やわらか”で”しなやか”
DICROSはポリエステルで出来ていてサラサラした肌触りが特徴なのですが、高密度だからでしょう。パリッとしたハリがあります。

と、同時に生地を触ってみると非常に柔らかでしっとりとしています。写真だけでは伝えられないのですが、すごく繊細な糸がきめ細かく編まれていてやわらかい手触りなんです。
一言で言うなら”上品”な生地です。
非常に軽い着心地
もとはスポーツウェアの生地を作っていたというだけあって、生地が非常に軽いです。


ボタンも比翼仕立てになっていてシンプルなデザイン。ビジネス、カジュアル問わずに使えますね。

風が強い日に外を歩いてみましたが、しっかりと防風されていました。
取り外し可能なパーカーもついていて、撥水効果と合わせて「レインコート」としても活躍出来るでしょう。

収納できるポーチもついているので鞄に入れておいて肌寒い日や雨の日にサッと取り出す、なんてことも出来そうですね。

出張のお供としても活躍してくれそうです。
コスパに優れたスプリングコート
DICROSを使ったコートとなるとラグジュアリーブランドでは5~6万円はするのですが、こちらは1万円台で購入が可能。
きっと永く使えるコートになるでしょう。

最後に。私のやりたいこと
生地の名前が有名になるなんてほとんどない中で、福井県から世界に通用する生地を作っている第一織物さんは、ファッション雑誌にも出てくるくらい有名です。
近くにある素晴らしい会社として尊敬しています。実は以前、社長さんにもお会いしたことあるんです。(こちらが一方的に覚えているだけですが)
「世界に通用する第一織物さんの生地を使った洋服をDRAFTで作りたい」
これが私のやりたいことです。ダウンベストを作りたいですね!